セミリタイアに大事な要因「貯蓄率」
セミリタイアを考える上で必要になってくるのは「貯蓄率」です。
「FIRE 最強の早期リタイア術 最速でお金から自由になれる究極メソッド」によればリタイアするまでに必要なのは「年収」ではなく「貯蓄率」ということのようです。
確かに当たり前の話ですが年収1,000万の人でも年間1,000万円生活費に使用していたら全く貯まりませんよね。
年収400万の人でも生活費が200万円だったら年間200万貯まるわけです。
貯蓄率とリタイアまでの年数
先ほどの本ではリタイアまでの年数と貯蓄率をこのようなグラフで表しています。
横軸は貯蓄率となっており、縦軸はリタイアまでの件数で、貯蓄金額ゼロから始めたと仮定しています。
それぞれの曲線がポートフォリオの年間リターンを表していて、1〜10%の幅があります。
このグラフの面白い点として、まず収入の明記がない、ということがあります。
先ほどの話に戻るのですが年収がいくら高くても全て消費してしまえば何の意味もない、ということですね。
またグラフの線が直線ではなく曲線になっている点も興味深いかと思われます。
貯蓄率が高ければ高いほど、複利効果のリターンが大きくなりセミリタイアへと近づける、ということが結論づけられています。
貯蓄率を高めるには
セミリタイアに必要な「貯蓄率」。これを上げる方法は3つ考えられます。
・支出を減らす
・収入を増やす
・投資で増やす
「支出を減らす」
つまりは「節約」ということですね。
家や車を持たない、自炊を増やす、携帯電話やプロバイダーの見直し、保険の見直しなどになります。これらは自分の月の支出を把握し、何が減らせるのか、減らすことで自分の生活にストレスがないかを吟味しつつ検討する必要があります。
「収入を増やす」
まあ、簡単に収入が上げられるのなら苦労はしないですが。。
出世する、転職する、副業をするなどの方法がありますが、出世しようと思ってできるのだったら出世してますし。
現実的なものは副業なのかと思います。
「投資で増やす」
様々な投資商品がありますがインデックスファンドを積み立てるやり方が比較的安全且つ効果的な方法かと思います。
つみたてNISAなどの税制の優遇策も検討に入れた方が良いかと思いました。
私の貯蓄率
最後に私の貯蓄率を紹介しておきます。
収入
320,000(給料_手取り)、110,000(副業_月平均)
合計430,000円
支出(妻と二人暮らしなので2で割っています)
65,000(家賃)、40,000(食費)、11,000(光熱費)15,000(通信費_スマホプロバイダー)3,000(保険料)5,000(娯楽費)
合計139,000円
貯蓄率 32%
月に29万円ほど貯蓄が出来ているということになっています。
40代の平均貯蓄率は16%ほどなので、まあまあ高い方になります。
今後もセミリタイアに向けて頑張ろう!と思う2020年の年末でした。